ビルの管理

笑顔で振り向く女性社員

ビルのオーナーのタイトルに変化が見られます。以前は自社ビルや賃貸ビルの所有者は企業が多かったのですが、最近はREITの所有する物件が増えています。ビル管理についても自社での管理は効率的に難しくなっており、専門業者に委託するケースが多くなっています。ビル管理の専門業者には不動産会社の系列や建設会社の系列など出身母体がまちまちです。不動産系は自社で開発した物件の管理で経験を積んだうえで他の物件の管理を受託するようになりました。建築系は自社で請け負ったビルのメンテナンスを通じてビル管理の受託にも進出するようになりました。清掃業者や警備業者の中にも自分の本業を中心に据えて簡単なビル管理については請け負うケースが見られます。

IT化の進展によってビル管理にもIT技術の導入が進んでいます。従来は定期的に巡回をしなければならなかったことでも防災センターからのモニタリングでかなりのことが監視できるようになりました。ビル管理業者は大規模なビルには常駐者を置いておりますが、小規模な場合には機械で管理することで常駐管理を省略することが出来るようになっています。通常は資格者の常駐が必要な場合でも機械を導入することによって資格者の巡回管理も可能になり、常駐者の人件費の節減が図れるようになっています。今後のビル管理は資本力のある業者が効率の良い管理をすることによりコスト競争を支配できると考えられます。現在も規模の経営のためのM&Aが行われています。